幌北町内会の範囲
幌北地区は、創成川と北大構内に挟まれた地区で、昔は鉄道の北側に位置していたため「鉄北地区」と呼ばれていましたが、街の発展とともに二つの地区に分割され、札幌駅の北側から北11条までを「鉄西地区」とし北12条から北24条通りの南側までを「幌北地区」と改められました。現在、11の単位町内会で構成されています。
各町内会の紹介
第1町内会
第1町内会結成及び歴史については、平成9年の創立40周年記念誌に掲載されているところです。以降町内会も様変わりし、戸建てが激減してマンションの増加で世帯数約930世帯(加入世帯約600世帯)となっています。役員20数名、班長十数名で例会を開き住民同士の絆を深めながら活動を進めています。まず花壇の花植え・草取り清掃、また、平成24年に開園した「いこい公園」は札幌市から維持管理を委託され、近隣町内会と共に実施しています。
公園では、ラジオ体操やバーベキューなど各町内会のイベントなどにも有効に活用されています。町内会の高齢者サロン「有楽クラブ」も10年以上活動しています。新しい取り組みとして、「楽しく歩こう会」を実施し、毎回20名以上の参加があります。今後も町内会員との人間関係を図り、諸先輩方の伝統を維持しながら活気ある町内会になるよう、努力しています。
第2町内会
幌北第2町内会は、北海道大学イチョウ並木に隣接した町内会です。場所柄もあり北海道大学の学生や研究者・海外からの留学生、また北大病院が近いので高齢者も数多く移り住むようになりました。
このような環境の変化もあり20年ほど前と比べても、個人住宅が減ってマンションが一層増えました。それに伴い住民は単身者と高齢者が増え、ファミリー層が少なくなって子どもの数は激減しました。更に古くからの会員の高齢化や転居もあり、隣近所との付き合いも少なくなりました。
そんな中で会員同士の見守りや声掛け・ジンギスカンパーティー・バス旅行・高齢者サロンひだまりの開催等で交流をはかる等、工夫・勉強を重ねながら今後も住みよい地域となるよう努力しています。
第3町内会
私たちの町内会は戦前、幌北第3分区町内会と呼称され、昭和32年に幌北第3町内会に改称し、昭和35年4月1日に会則が施行されています。
幌北連合町内会の中で登録世帯数、広さ、共に二番目に小さな町内会ですが「顔の見える町内会」を目指しています。
例年は4月の総会に始まり、5月歩道の花植え、6月北13条いこい公園担当清掃、7・8月は夏休みラジオ体操、七夕まつり、バーベキューランチ、9月も敬老のお祝い、秋のレクリエーション、10月防災ピクニック、11月福祉マップ作成のつどいと目白押しで、師走は一休み、明けて1月は新年懇親会、如月、弥生と次年度の準備です。
学生や単身者の居住者が多い中、町内会活動を支える方々が少ないのが課題ですが、安全で安心して暮らせる町内会を目標にしてがんばっています。
第4町内会
町内会設立当時は、下水道もなく衛生管理のための薬剤散布事業や街路灯の促進事業等、環境整備を重点に町内会活動が行われていました。
しかし、年々改善され、平成9年(40周年)以降は、平成13年に札幌市から防災用具が配備されたので地下鉄公園に保管庫を設置し防災マップを作成、平成16年地下鉄公園の掲示板を鋼製に更新、平成19年から5年計画で町内会管理の街路灯を更新し全基市に移管する等の改善を図りつつ、盆踊り・町内レク・新年会・焼肉パーティー等の親睦行事と、少子高齢化に伴い高齢者宅の見守り活動や夏休みラジオ体操等の高齢者と子どもを対象とした事業を重視し、花植えやごみステーションの管理、犯罪抑止のための防犯活動等を行っています。
安全で安心して暮らせる町内会であり続けられるよう努力しています。
第5町内会
連合町内会11地区の中で区画では一番小さな町内会です。人口も少なく、ワンルームマンション居住者や単身者が多い地区です。
古くからの住民は毎年減少しており、役員の成り手が少ないのが課題です。この地区は、地下鉄の出入り口も3か所あり、人の往来が多く、食堂、居酒屋、郵便局、コンビニなどがあり大変便利ですが、夜は意外と静かで住みやすい町内です。
年間の行事は、新年会(1月)、総会・町内清掃(4月)、ます花壇の花植え(5月)、焼き肉パーティー(8月)、日帰り旅行(10月)などで、その他、月に1回程度役員会をしています。
第6町内会
第6町内会の活動の一つとして、平成24年度に発足した『ロクマチ・サロン』を紹介します。
最近の地域社会のつながりは希薄になりがちといわれていますが、絆を大切にした地域サロンの活性化を目的とし、「やさしいまちづくり」をさらに促進するため、『ロクマチ・サロン』が生まれました。
その概要は、町内会員であればどなたでもOKで、集まり、昼食をとりながら自由に語らい、又お茶菓子をいただきながら、ギター伴奏で童謡、唱歌、フォークソング、昭和の歌などを合唱したりします。開催は、年1回から3回程度です。場所は、レストラン、会館等を利用しています。
今後とも、内容を考慮し継続していきます。
第7町内会
当会は、区域内共益のため、親睦、福祉の充実を目指し、また、環境衛生、交通、防犯、防災・防火、青少年育成等の実行を高めるための活動や協力に努めています。ラジオ体操や盆踊り・七夕・花火、餅つき、敬老会等は好評です。町内会レクや新年会も多数参加で賑わっています。当会の歩こう会、パークゴルフ会は野外行事ではありますが、高齢者サロン的な発想に基づく例会となっており、いつも楽しく和気藹々としています。
日常は、公園管理、ごみステーション見回り、福祉推進の安否確認見守り等、安全・安心・快適の維持に努めています。
今後とも会員の理解・協力、参加を得て、「活力、魅力」「愛着、誇り」を理想に「人にやさしい・住みよい」町内会を目指しています。
第8町内会
お互いに支えあう元気な街をめざして、町内会役員が一丸となって活動しています。
町内会行事はお互いに誘い合い、元気なうちに助け合える友達作りのできるサロンを企画しています。高齢者サロン「あやめ会」で12月に行うクリスマス会は50名の参加があり、当初の時間を延長して、ビンゴゲーム、チーム対抗ゲーム、カラオケなど笑顔のあふれる3時間になりました。
秋のバスツアーでは多くの方に参加してもらい、ニッカウヰスキー余市蒸留所と小樽の大正ロマンチック街道を散策しながら、お買物を楽しみました。
町内会青少年部主催の10月秋のレクリエーションでは子どもが15名参加し、くるるの杜でうどん作り実習をして、試食会では皆さん大満足でした。
今後も安全で安心な楽しい町内会を築いていきたいと思っています。
第9町内会
ここ3〜4年の間でマンションも建ちましたが、戸建ても建てられて微増しているこじんまりとした町内会です。
町内会単独の主な行事は新年会・日帰り旅行会・敬老の日のお祝い配布・子ども会のお祝いや映画鑑賞行事です。
特に最近では町内会農園を始めることができました(町内会在住の方の庭を利用)。主にジャガイモの栽培です。草だらけのお庭の整理から、徐々に畑が広がりました。また、ぶどうの木があり、許可を得て棚を作りぶどうの栽培もしています。
秋には子どもも参加してのイモ堀り。そのイモを利用して毎年収穫祭を開催しています。会場を公園に移して開催するようになって、予想以上の子どもを含めてのファミリーが集い、役員一同大変にうれしい、わが町内会自慢のひとつの行事になっています。
第10町内会
我が町内会は昭和37年に第10町内会が発足されましたす。町内会の活動は各部がいろいろと活動しています。
新1年生入学祝い品、春・夏の大掃除・地域の清掃、子どもたちが参加するのラジオ体操、餅つき大会、介護センター・支心さんとの合同防火訓練の実施・救急救命AED講習会、幌北公園清掃、夏のジンギスカン祭り、敬老の日のお祝い品の配布、65歳以上のすこやかの会は毎月1回開催、春には桜の花見会、胃がん・大腸がん検診案内、隔年実施される日帰り親睦旅行会など、多くの活動を行っています。
「あなたがそばにいてくれて安心しました」と言われる地域に、町内会のモットー「挨拶と笑顔あふれる住みよい街に」を目指し活動しています。
第11町内会
幌北第11町内会は、幌北連合町内会の一番北に位置し、地下鉄北24条駅に近く、区役所、金融機関も隣接しています。
加えて市場、スーパーなども近く生活のしやすさから急激に人口が増えてきました。
住民の90%以上が集合住宅の住民、しかも町内会の役員は戸建て住宅の住民が大半であり、集合住宅の住民をどうやって町内会活動に参加してもらうかが課題になっています。
幸い、新春のつどい、新入生のお祝い、福祉旅行、バーベキュー大会、夏休みラジオ体操会、七夕祭、盆踊り、敬老祝い品配布、親睦旅行、すこやか倶楽部、子育てサロン等、行事や事業への参加者は徐々に多くなっており、それらを機会にして住民同士のつながりを深めていきたいと思っています。